こんにちは!
YouTubeチャンネル「匠ch たくちゃんねる」を運営している匠と申します。
このブログでは、YouTubeの動画の紹介を撮影中のちょっとしたエピソードや、動画編集をしながら思った事や、感じた事等、色々と交えながら紹介しています。
今回紹介する動画はコチラです。
私が小中学生の時に、貪るように読んだ料理漫画
「ミスター味っ子」にあった餃子です。
材料
・キャベツ 1/2個
・ニラ 1束
・玉葱 1個
・干し椎茸 6個(水に戻しておく)
・生姜・ニンニク 各1片
・タケノコ水煮 1パック
・ひき肉 600g
・塩胡椒
・味の素(旨味調味料)
・ごま油
・ラード
・いりごま
・醤油
・味噌
・鶏ガラスープの素
・ゼラチン
作り方
1.野菜を全て細かく切り、ひき肉と一緒にボウルに入れる
2.1.に塩胡椒・味の素・酒・醤油・ごま油・ラード・いりごまを入れて混ぜる
醤油が被ってますw
3.水を入れた鍋に鶏ガラスープの素・醤油・味噌・味の素・酒をいれてスープを作り、ゼラチンで固める(スープの味は、濃い鶏ガラの味噌汁みたいな感じ)
4.3.で作ったスープのゼリーを2.のボウルに入れて混ぜ、30分程冷蔵庫で寝かせる(体温で溶けたゼラチンのスープを再度、固めます)
⒌餃子の皮で包みます(200個くらい包みました)。
6.熱したフライパンに油をひいて、餃子を焼いて完成
ミスター味っ子
今回、餃子は先程お伝えした通り、料理漫画からです。
寺沢大介先生の「ミスター味っ子」
餃子の出てくる話の内容は、主人公の味吉 陽一(あじよし よういち)の家でもある「日の出食堂」で、父の生前に食堂で働いていた中国人のスタッフが、現在は上海で中華料理店のオーナーとなっており。料理修行でオーナーの経営する上海の中華料理店に行くというもの。
上海で、後のライバルの一人となる劉虎峰(りゅう こほう)と出会い、彼との料理対決での料理の一品が餃子でした。
この中であった餃子がとても美味しそうで
作ってみたかったけど、なかなか作れず月日が流れ、やっと作ることのできた料理です。
この餃子のポイントは食べた時に、餃子から溢れ出るスープ
原作では、鶏の足(モミジ)を煮込込み、モミジから出るゼラチンでスープを固めて餃子の餡に練り込みます。
原作ではモミジを煮込む事を強調しており、スープはどうやって作ったのか?
モミジを煮込んだ、出汁だけなのか?
それとも別にスープを作ってモミジで煮込んでモミジから出るゼラチンで固めたのか?
わかりません。
そもそもモミジってスーパーで売ってる?
売ってたとしても出汁を取ったら食べれるの?
モミジに対して色々と未知の部分があったので、
ここは自分のイメージで、予めスープを作り、市販のゼラチンで固めるという事にしました。
そして出来上がった餃子がコチラ
いい焼き色がついてます。
実食
漫画から得た知識と、自分のオリジナリティを掛け合わせての餃子を実食
ウマい
思った以上に餃子からスープが出てきてジューシーに仕上がってます。
スープは、ちょっと濃い鶏ガラの味噌汁をイメージして作っていましたので、
タレが無くても美味しくいただけます。
漫画飯、材料、分量、レシピを掲載している作品もあれば、
セリフの中で使った食材と調理を紹介している作品もあります。
どちらかというと「ミスター味っ子」は後者の方なので
「ミスター味っ子」の作品から作るとすると、
自分の創造力が試されるかなと感じました。
漫画飯 失敗談
実は漫画飯で過去に失敗をした経験がありまして。
小学生5年生の頃の話です。
同じく「ミスター味っ子」の堺一馬(さかい かずま)との初のカレー対決の話で
洋一の作るカレーに合うライスは
人参をすりおろし、バターを加えるというもの
冷蔵庫に人参はあるし、バターもある!
母に
「お母さん!今度、カレー僕に作らせて!」
と言って、数日後、意気揚々とカレーを作りました。
人生初の漫画飯作りに挑戦!
洋一が作ったように、ご飯を炊く前に人参をすりおろし、バター半分を丸々入れて炊飯器をスイッチオン!
炊き上がったご飯は人参の色がついて鮮やか。
バターの風味も出ています。
ご飯の味は
ちょっとくどかったと思う・・・
それよりも、私は漫画と同じご飯が炊けた事が
♪嬉しくて嬉しくて♪
カレーをかき込んで完食しました。
が…
後日、被害は私ではなく兄弟達に…
お腹の調子が悪くなる子、吐き出す子が続出
そりゃそうだ
バター半分使ってるもん
その後、母からバターで香りを出す為の最適な分量と
「漫画はね、架空のお話なの」
と言われて泣き出す私。
「自分の好きだった漫画の料理が架空のレシピ」って言われた事が凄く悔しかったのを覚えてます。
今なら言えます。
「漫画家は一つの作品を仕上げる為に膨大な時間、取材して資料を集めて精査して作品を仕上げてます。」
「実際に料理を作ってから作品にしている漫画家もいます」と
なので小学生の経験以来、漫画飯を作る事について20代半ばまでトラウマがありました。
でも、「ミスター味っ子」は私が料理に興味を持つきっかけを与えてくれた作品です。
高校生の時、とあるラジオのアニソンリクエスト特集で、ミスター味っ子のアニメのOPをリクエストしたリスナーがいました。
彼はこの作品がきっかけで、調理師を目指し、晴れて調理師になれたとの事。
料理が好きです。
色んな知識を得ながら、もくもくと作っている時間が、私は大好きです。
では。
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